事業の取り組み

ミッション「喫緊の2テーマから」

防災

災害の少ない土地柄を活かした防災拠点づくり。
異常気象、地震、風水害の頻発に世界各地が被災する中、我が国は津波と地震において未曾有の被災地となりました。以後、様々な対策が構築されてきました。
各地で減災機能の高度化、インフラ再整備、避難所の二次災害防止、緊急品の備蓄体制など急速に整い始めました。それらの設備導入や拠点化における整備事案も、最適化があってこそ有効です。私たちは様々な知見からマストな提案を図ります。

SDGs

この地域で取り組むべきテーマへの集中的取り組み。
膨大なフィールドに内在する社会課題の数々は、さらに深い改善手法や創造力が求められてきました。特に地域別に潜在するシーズの掘り起こし、または顕在するテーマもリメイクによって市場価値の創出に転じるように取り組まなければなりません。
現状から積極果敢に、打開・改善へ向き合う行政体・関連事業所様と共に、知見を集め、分析を高め、1つでも多くの成果へ持てる力を発揮していきます。

プロセス「エンジニアリングとして試行する」

プロジェクトとして、それぞれの地域の持つコンテンツ増幅やリスク回避へ新たな価値(Value)を付加すること。その過程は様々でありながら、取り組みは普遍性を重視していきます。

「5つの着眼点、5つの価値化」

  • ①受益者(シチズン&コンシューマー)の安全・安心を優先する。
  • ②機能性(利便・先進・汎用・コスト)を考慮したユーザビリティを。
  • ③革新性(設計、仕組み、技術、エビデンス)へのチャレンジング。
  • ④座組み(市民参画、行政部署、教育機関、経済団体)による実効性。
  • ⑤価値化(ハブ機能、備蓄基地、新六次化)を整えた条件整備へ。

防災、SDGs分野において=バリューアップよりバリューエンジニアリングの着眼で。

防災機能やSDGsプログラムなどの開発における「価値の創出」は、サービス業とは一線を画す工学的な見地から、安全性や安心感を次世代へと構築します。そしてそのプロセスの推進には、客観性の高い確かな工学・理学・土木・農学・化学などの専門技能者や学術領域をネットしたエンジニアリング手法を基本とします。

事業領域「広い視野から、深く考えていく先にあるもの」

構成する役員はそれぞれの分野で30年以上にわたるキャリアを有し、さまざまなコンテンツでのプロットがあり、紡ぎだせるアイデアは多彩です。防災、SDGsはもとより業種や地域に即して、より実践的なプログラムの提供でお応えします。

防災事業における様々なサービスの提供
防災拠点構築に伴う基盤整備や拠点運営企業の誘致から各種防災機器・生活資材の提供まで。
事業体の法整備、環境(自治体用地、誘致企業サポート)整備、仮設住宅(国認定)、バイオトイレ(循環型ユニットタイプ)、防災シェルター、浄水機器、避難所用具(ベッド、間仕切り)などの情報提供、導入サポートなど。
SDGs事業における様々なサービスの提供
地域特性や汎用度の高い目標に対して、それぞれのバックグランドやネットワークから課題解決策を探ります。

(例)

  • No.2:飢餓をゼロに
    ⇒農漁業のバランスが取れたこの地域で,国内自給率向上につながる生産者との取り組み。また冷凍食品の一大生産拠点の利を生かした取り組み。
  • No.3:すべての人に健康と福祉を
    ⇒このエリアは医療機関の一大集積地。先進の医療機器導入から、医療人就労の経済性、将来も持続する医療環境の整備を高度化する取り組み。
  • No.4:質の高い教育をみんなに
    ⇒教育経験の豊富なスタッフとその関係性から多様な教育環境の整備や支援が可能。ほぼ全域を網羅し多様な高等教育プログラムの開発や取り組み。
  • No.6:安全な水とトイレを世界中に
    ⇒完全循環型の水洗式トイレの普及と拡大で、観光ルートの整備や被災時のトイレ問題を解消。トイレ環境が悪い国々へ輸出の取り組み。
  • No.9:産業と技術革新の基盤を作ろう
    ⇒エリア内に立地する産業=紙加工、工業素材、冷凍食品、農業、水産業、医療機関、ワクチン生産など、国内~世界トップ企業への人材供給の取り組み。
  • №14:海の豊かさを守ろう
    ⇒世界に誇る多島美景観の瀬戸内海に面し、水産加工業(煮干、蒲鉾、菓子)が海水温上昇で漁獲高減少に対して養殖行業などの取り組み。
地域創生事業におけるさまざまなプランニングの提供
創生の起点となりやすいインフラ整備では、最適正を前提条件に提案します。さらに事業体間のセッティングなど豊富な実績と取引関係を活用し、さらに実現後の価値持続、CPA、KPIも図ります。
またソフト面(SDGs項目など)でも、潜在する地域のコンテンツを抽出、顕在するコンテンツはブラッシュアップへと取りこぼしのない取り組み。
地域医療におけるハード面と人材面の施策の提供
エリアが誇る医療機関の集積は、ハード面での先進医療機器の導入からソフト面での就業・人材の高度化、育成など産官学連携も視野に入れた取り組み。
防災・SDGs、各コンテンツ遂行における実務作業の提供
技術畑の長い人材が中心のため、建築・土木・環境、基盤・用途・法務整備、都市計画、エネルギー関連アセスメント、広報・媒体製作などワンストップ実務で取り組み。